わんこのおたくガタリ

ここはわんこの語るアニメ、まんがのおたくバナシです! 最近では刀剣乱舞と2,5次元にハマリ中☆ 至らぬところだらけのブログですがどーぞよろしくお願いします♪♪

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BASARA二次創作第二段

う~ん…個人的に微妙な出来だ。

リハビリ小説第二段。
思いつきはいけないんだネ!

濃姫視点で
信←濃(←光)

子どもが出来ない濃姫の悩み。
嫌な人は読まんでください。女性にはムカつく話かも。

知り合いはもってのほかだぜええええええ!!

『帰蝶』
呼ばれることなど、ついぞなかった名前。
「今日からお前は、濃と名乗れ」
夫となる人がこれを厭うと言うのなら、名など幾らでも捨てても良いと思った。
愛しい、愛しい人。連れ添って、添った分だけこちらの愛だけが深まってしまった人。
彼は今、別の女の元へと歩む。


「お久しぶりですね、帰蝶」
懐かしい声に振り向けば、そこには昔と寸分代わらぬ相貌の従兄弟が立っていた。
「桃……光秀。久しぶりね、お元気だったかしら?」
懐かしい幼名を呼びかければ、光秀はくつりとのど奥で笑い、頷いた。
「ええ、おかげさまで。道三様が貴女のことを気にしておられましたよ」
「そう…、文でも一筆したためようかしら」
「喜ばれます」
「……」
薄っすら弧を描いた口元に、言いにくい色を見た。
何を言いに来たのか分かっていた。
分かっていたけれど、己から問いただす気にもなれなかった。
だって、それは――
「……早く孫の顔が見たいものだと、道三様が申しておりましたよ」
「…そう」
やはり、と心中で嘆息する。
「……帰蝶」
「言わないで」
わかっている。他でもない自分が一番。
自分が――岩女なのかもしれぬということくらい。

「…何をしている」
独特の、重く低い声。
それまで五感の多くを奪っていた庭先に立ち込める椿の香を消すほどに、それは強い響きを持っていた。
「上総介さま…」
日常において、自分に語りかけるということを滅多にしない男が、どうしたというのだろう。
何かあったのかと案じる視線を送れば、受けた主はその視線すら鬱陶しいと言いたげに光秀を見やった。
「光秀、何をしておる」
「は、奥方様の機嫌を伺っていたところです」
「ふん、奥方、のう…」
これがか。
濃には、言いかけた言葉が聞こえた気がした。
子すら孕まぬおなごが、自分の妻。魔王の妻。
使えぬ物を厭う夫の性質を濃は知っている。
そして、だからこそ――
「出かけてくる」
だからこそ、信長が自分以外の女に心を寄せているということも。
なるほど、と濃は思った。
今より、しばし家を空ける。その旨を知らせておけと家臣に煩く言われたのかもしれない。
「お出かけ、ですか…」
首肯する信長に、濃は笑い出したくなった。
行くというのだ。堂々と。あの女の、元に。
「どちらにで、ございますか…」
「……」
少しばかり驚いたのだろう。信長はジロリと視線を濃と合わせた。
ついぞ、濃が信長に意見をすることも、行き先を尋ねることもしたことはない。
詮索を何より嫌う男であると、連れ添った年月から知っていたからだ。
けれど、今日は。今日ばかりは、見てみぬふりが出来なかった。
(何故かしらね…)
鋭い視線に耐えながら、濃は考える。
今までは上手く心を消して、夫の前では何も知らない愚女のふりが出来ていたというのに。
今日はそれが上手く出来ない。心の刃が、むき出しになる。心が、出てしまう。

それは、初恋の男に自分が岩女だと感づかれていたからだとか、
気を遣われて会話をされていることに気づいてしまったからとか、
そういうことも関係しているのかもしれない。

(……でも、)

どうだって良いのだ、そんなこと。
クッ、と喉奥が笑みで震えた。
その笑い方が、後ろで様子をじっと見ている従兄弟に似ていたことに濃は我が事ながら驚いた。
けれど、男二人も驚いたようだ。困惑、と言うべきか。空気が奇異なものへと確実に変った。
魔王も、困ることがあるのね、と初めて知った事実に胸がすく想いを味わいながら、濃は薄く微笑んだ。
「なんでもありません。行ってらっしゃいませ、上総介様。濃はもう暫く光秀殿とお話をしておりまする」
「…奥方」
背後から従兄弟の戸惑う声が聞こえた。
当たり前だ。浮気をすると言ったようなものだ。
奥に入った女が、いくら従兄弟とは言え、成人の男と人目につきにくい庭先の裏で会話を楽しむ。恥も外聞もあったものじゃない。
だから、これは一種の賭けだった。自分を選ぶか、否か――
「…蝮の娘が…。従兄弟が来て、やけに気が大きくなったようだな…」
「……」
微笑む。何も考えず。けれど、妖艶に、魅惑的に。
信長は鋭い視線で濃をじっと見つめていたが、「是非もなし」と呟いて、そのまま背中を見せて去っていった。
濃は伸ばしていた背筋をほんの少し和らげて、賭けが負けたことを悟る。悟って、泣きたくなった。
全く、勝算など皆無と知っていたくせに、今日の自分は実に愚かだ。
「…よかったのですか?」
「…何が?」
「……」
光秀の言いたいことは分かっていた。
あのように怒らせてしまっては、きっと件の未亡人の下に長く留まってしまうだろう。
それを案じての台詞だったことは気づいていた。それでも、濃は惚けた。
意地悪だった。そして、甘え、だった。
「光秀」
「はい」
「私は、魔王の妻よ、ね」
「…ええ、その通りです」
「そう…そうよね」
ならば、失うことなど怖くない。
一途に、ただひたすらに欲しいのは、貴方様の愛だけ。
(子も産めぬ、飾りの妻。役に立たぬ、女)
そんなもの、望んではいない。
「なら、私に武道を教えて」
「…は?」
自分の横顔に熱い視線を送っていた男は、驚いたように声を上げた。
「護身術でなく、実践で使える武芸を極めたいの」
せめて、せめてどうか。
どんな形でもいいから、貴方の役に立てるように。













報われない帰蝶。というか、濃姫様。
リハビリ中。でも、何かが違ううううう!!偽者な気がするんだZE☆
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長期間放置してましたが、一念発起でもう一度してみようかと。
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